コンベックスPOLAWING-SPX偏光レンズ

偏光レンズとは

自然光はあらゆる方向の光の集合体です。 自然光が反射すると目に眩しい方向の光も 跳ね返ります。 偏光レンズは、レンズに挟みこまれた 専用偏光フィルターにより、 眩しさの原因となる反射光を効果的に取り除き、 目に優しい光だけを通します。 光が水面・雪･舗装道路面など滑らかな 面に当たると垂直に振動する光波が 多く反射してくる。 偏光レンズを使うとこれが防げます。

偏光レンズは通常のサングラスに比べて、
路面や水面からのギラギラした反射光をカットするため、
目が疲れにくく、すっきりとクリアで快適な
視界が得られることが特長です

偏光レンズは、レンズの間に偏光の非常に薄い(４０ミクロン)フィルムを特殊な製法で挟み込みます。
このフィルムが光を一定の方向へ制御する役割を果たして乱反射を防ぎます。
乱反射やギラつく光は通常の自然光よりも７〜１０倍光が多方面から沢山目に入ります。
その為に、目で見る対象物が見えにくくなります。
アウトドアースポーツ、多様なアクティブライフ等の光と目の関わりに効果を発揮することはもちろん、
レンズの色が同じ透過率を持つ一般のサングラスと偏光サングラスに比べた場合、
眩しさを感じる度合いは、全く違います。
実際に、偏光サングラスをご使用いただきますと一般のサングラスでは、
防ぎきれないギラツキ・チラツキ（眩しさの原因）を抑えますので、
透過率（カット率）以上に眩しさを防いだすっきりとした鮮明な視界を実感し、
なおかつコントラストも良く非常に見やすく眼の負担が少なく楽になります。

はい、見えます、ただし条件があります。
・太陽光があり水面がギラつく＝暗闇・闇夜では見えません
（偏光レンズにはライトは付いてません）
・浅い所を魚が泳いでいる＝水深５０メーターの深みに泳いでいる魚は見えません
（見えたら探検丸いりません）
・水が思いっきりクリア又は透明度が高い＝泥濁り・泥沼・澱んだ水では見えません
（水の濁りを取り除く魔法のレンズではありません）
・かぎりなく無風＝強風・突風・大荒れでも見えません
（風をコントロールするレンズではありません）

と！どの程度を「見える」と判断するかによりますが、凪いでいるときなんかは水中の様子が裸眼より見えやすくなります。
「意外と見やすいわ」くらいに捉えておくと「買ってよかったぁ」
と思う瞬間が多くなる事でしょう裸眼で見るより、偏光レンズを掛けている方のが、水面のギラツキがなく
良く見えて目が疲れにくいのは確かです。

裸眼で見ると 水面の反射光で見づらい

偏光サングラスで見ると 反射光も消え魚の大きさまで見える

※すべてデジカメで撮影した写真のため、実際の見え方とは多少異なります。
※上記写真は偏光レンズ装用・未装用時の違いをわかりやすくするためのイメージ写真です。

偏光レンズを通して見ると、 サメが現れます
普通のレンズ又は裸眼で見ると→	→偏光レンズで見ると
「小魚と海草しか見えませんが・・」	「サメが小魚を追っているのが見えます！」

店頭に「見え方ボード」等を展示しております。
実際に偏光レンズと普通のレンズの見え方の違いをお試しいただけます。

偏光サングラスを掛けて鏡を見た場合には、実際より色が薄く感じるのはなぜ？

偏光サングラスを掛けて鏡を見てみるとサングラス表面の余分な反射がなく、自身の目元までスッキリと見えるようになりますので、
思った以上に、カラー濃度が薄く感じられます。
マルチコート仕様の偏光サングラスは反射を防ぎクリアな視界を保ちますが、
ハードコートだけのレンズに比べレンズ反射がほとんどなくなって目元がクリアに映ります。
ですが、他の方からは、ご自分で鏡を見るように薄いカラーには見られておりません。
他の人から見た外観は、一般のサングラスカラー濃度・透過率と同等の映り方です。
（同じ濃度・透過率ならば、同じように見えているはずです）
このことが、お客様がイメージした濃度よりも、さらに色が薄いと感じる最大の原因だろうと思われます。



高価なものとそこらへんの安価なものの差はありますが、高価な方が見やすいんだろうと一般的に（笑）
高価なものは左右のレンズで偏光の方向をしっかりと合わせ偏光レンズ特有の歪みを（疲れにくい、楽に見える）
出来る限り無くす様に偏光サングラスは加工方法にも工夫を凝らして作成しております。



偏光サングラスを二つ用意してレンズを重ねて一つを回転すると直角になったときに後ろが見えなくなります。
この実験で偏光が一方向の光しか通してないと分かってもらえると思います。



また、偏光レンズをかけて携帯電話の画面を縦と横で見たら見える角度と見えない角度があります、
携帯の画面も１方向の光なんです、他にパソコンの画面やゲーム機の画面それと船の計器類・漁群探知機でも同じですよ。

偏光レンズの性能の違いについて



偏光レンズは主に、素材と製造方法と性能などにより価格差があります。

偏光レンズの良し悪しは主に、

・偏光度＝反射光をどれだけとるか
・レンズ素材＝屈折率（厚み）・コーティング
・レンズ耐久性＝設計・安全性
・レンズの品質＝見え方・ブランド・ＵＶカット
・レンズの歪み＝疲れにくい、きれいに見える
・加工方法＝歪みをできる限り発生させないように加工する

他にも、選ばれたフレームとの相性などもあります。

レンズの歪み、加工方法についてはなかなか一般の人にはわかりませんが、
偏光度は表示していますので参考にして下さい。


偏光度は９９％のものが一番よいです。


偏光度は用途によって９９〜６０％ぐらいまでいろいろな種類があります。
反射光をできる限りとりたいのなら断然９９％です。（６０〜９０％でもとれますが性能に差がでます）

あとは加工方法（歪み）と、使用用途にあわせたレンズカラーが大事です。
偏光レンズの精度によっても効果が違いますし、加工技術が合わないとせっかく偏光精度が高くても
フレームにレンズを入れた時に、偏光フィルターが歪んでしまう可能性もあります。
歪んでしまうと、偏光酔い（ゆがみで頭がフラフラしたり気持ち悪くなったり）になることもあります。
偏光度９９％のレンズでも歪みが入ることにより、偏光度が８０％ぐらいに落ちたりするとせっかくの
良いレンズが台無しになります。

お客様からご相談いただいた偏光サングラスがイナズマの様に歪みがあるのを見た事があります、
おそらく偏光度が半分以上くらい落ちている
↓

お客様ご相談の偏光サングラスで「偏光レンズの見え方ボード」を見てみると
通常の使用角度では サメがまったく見えません→	→角度を変えて見たら、サメが薄く見えました

偏光軸が合っていないようです。
イナズマの様な歪みも偏光度を極度に落とす原因ですが、
偏光軸がまったく合っていないのは全くの問題外です。
↓

偏光サングラスを歪み計で確認して見てみました
レンズ中央全体にイナズマの様な 歪みが確認できます	角度変えてもレンズテンションが 強いために歪みが出ます
偏光レンズをフレームから外しても 歪は消えませんでした	テンションが掛かってない 偏光レンズだけでも歪んでいます

経年経過による偏光レンズの歪みにしても、
これだけの強いテンションが掛かってできた歪みがある場合、
正しい角度でセッティングされていても偏光度は、ほぼ半分以上落ちているでしょう
↓

角度の違いによる偏光レンズの効果を比較
GOOD	→→
	偏光レンズには偏光軸があります		正しい角度でセッティングする事で		偏光レンズ機能を最大限発揮
BAD	→→
	角度方向を知らなければ		どんな高性能の偏光レンズでも		機能が発揮出来ず無意味に

↓

フレームとレンズのカーブを丁寧に合わせます	何度も調整してフレームとレンズを合わせます
微調整もあらゆる角度から合わせます	レンズの歪みも何度も調整しながら作成します

↓

歪みに細心の注意をはらいながら丁寧に加工 をしております

「偏光レンズの見え方ボード」 普通のレンズ・サングラス又は裸眼で見ると サメは見えませんが

↓

正しくセッティングされた偏光レンズでは	サメがクッキリ見えて高性能偏光機能を発揮
パソコンの画面で角度変えると	高性能偏光機能がわかります

また、あまりにも神経質になられてほんのわずかの歪みで（周辺にほんの少し）も気にされる方も見えますが
偏光レンズでは比較的容易に歪みのチェックが出来るためにそのことだけを気にされる場合があります。
先ほどの偏光度に影響を及ぼすイナズマの様な極端な歪みは論外として、あまり神経質になりすぎる
必要はないと思います。


つまり、偏光レンズは生き物ということだ。


偏光レンズは非常にデリケートなレンズなのです。
通常の加工機だけの仕上げですと、偏光レンズに強く歪みが出ます。
強く歪みが出ると偏光レンズは、レンズに圧力がかかり歪みができると光が真っ直ぐ通過できず
クリアな視界が得られないことがあります。全く歪みが出ないとは言えませんが歪みを
少なく加工するにはいくつかのポイントがあります。
偏光レンズをフレームに入れる場合、必ずレンズに圧力がかかります、ですから全く歪み「ゼロ」にするとは
言えませんが、ほんとうに「ゼロ」にしたらレンズがすぐにポロリと落ちます（泣）
レンズ中央（眼の周辺）に歪む場合は偏光レンズの性能が損なわれます。
最終的にはレンズ中心部分まで歪みが出ないように、また極力歪みを少なくするように慎重に作られてます。


レンズにテンションが掛かることによって多少の差はありますが、必ず、歪みが発生します。
レンズテンションが強すぎるとその歪みが、レンズ中央部にまで及んでしまい、偏光度が低下する場合があります。
レンズの外周すべてにフレームがある場合には、
極力、歪みを除去するためにレンズを拭くとほんの僅かにガタつく程度の
少々緩めのセッティングになる場合があります。


加工を完璧に歪みゼロとは言えませんが、偏光サングラスの
セッテイングには創意工夫がしてあり、いつも常に 極力歪みを少なくする高性能偏光レンズの
機能を最大限発揮する様、歪みゼロに限りなく近づけ様と
偏光レンズに神経をすり減らして丁寧に加工をしております。



また、使用用途に合わせたレンズカラーは、釣り、スポーツ、ドライブなどいろいろな用途がありますが、
その分野の中でも細かい使い分けがあります。
たとえば、明るさ、コントラスト、自然な色を求める、釣りの種類、釣り方や使う場所、スポーツの種類、
室内用、野外用、パソコン用などと偏光レンズは一言では言い表せないぐらい奥深いものです。

裸眼で見ると 反射光でとてもチカチカして見づらい

偏光サングラスで見ると 反射光も消えて快適にラインも見える

偏光レンズは、光学偏光フィルムが光の走行性を一方向に調節し、
乱反射を抑制して標準的なレンズに比べてより快適な防眩効果を最大限に発揮して、
目に優しくギラツキを防止します。
※すべてデジカメで撮影した写真のため、実際の見え方とは多少異なります。
※上記写真は偏光レンズ装用・未装用時の違いをわかりやすくするためのイメージ写真です。

失敗しないための偏光レンズ・カラーの選択あれこれ

どんな場面で目が一番疲れたか？見えにくかったか？
たとえば、晴れたゴルフの時、目が開けられない程眩しかった・・・。
運転中いつも眼がチカチカする、細いラインや魚の反応を見たい等、天候や好みにもよりますが、
各偏光レンズスペックに書かれているレンズ濃度、可視光線透過率、偏光度を基準を参考にされても良いと思います。


一般的にと言うか、自分的には下記のカラー選択がおすすめです。


日差しが強い所又は、弱い日差しも眩しいと思う方は、濃いめのカラー
（PolaWingSPXディープグレイ88・ディープブラウン88など）
昼間快晴で眩しくてかなわん時、強い日差しにバッチリ！

弱い日差し又はくもりの天候は自然な視界を求める方のカラー
（PolaWingSPXナチュラルグレイ・マディブラウン・ハンターグリーンなど）
自分的には一番使用率が多いおすすめカラー達！

朝夕マズメ、霧などの光量が少ない又はより視界をハッキリしたい時
（PolaWingSPXフィールドグレイ・シューターグリーンなど）
すごく明るく見えて楽です、ハイコントラスト！

釣り・ゴルフ・スキーなどの凸凹が見やすい
（PolaWingSPXサイトコパー・アクティブオレンジなど）
赤燈系統の色ですので色調的に合わない人も！女性の方にも人気。

全14色のラインナップ 明るさを確保し、眩しさは完全カット。全種類偏光度９９％ＯＶＥＲ。 目まぐるしく変わる天候、容赦ない照り返し、厳しい条件をクリアしてこそ喜びも大きい。 すべてが一新されたニューポラウィングは「ラインでアタリが取れる明るさ」 「とにかくナチュラルで疲れない」「いち早く魚影を捉えるメリハリのある視界」 「強烈な照り返しをカットする快適さ」などの色々なシチュエーションで 求められる要素を全カラー偏光度99%以上の性能でお答えします。 LOW LIGHT 明るさと偏光度を高次元で両立 明るいにもかかわらず偏光度が高いのでワイドな 時間帯で活躍します。 SPX101 SPXフェザーグレイ 透過率38% 偏光度99% SPX102 SPXフィールドグレイ 透過率38% 偏光度99% SPX103 SPXシューターグリーン 透過率37% 偏光度99%   ACTIVE コントラストを高めたアグレッシブな視界 カラーによる視覚効果を強めています。対象をより はっきり見せる事により余分な情報をカットし集中できます。 SPX105 SPXサイトコパー 透過率30% 偏光度99% SPX106 SPXアクティブオレンジ 透過率31% 偏光度99% SPX134 SPXバーサタイルコパー 透過率26% 偏光度99% SPX135 SPXラピスブルー 透過率23% 偏光度99% OUTDOOR 美しい自然をより美しく満喫する ナチュラルで適度に濃い、誰にでもおすすめできる カラーです。高性能はそのままに自然に見える視界 はドライブやアウトドアに最適です。 SPX104 SPXマディブラウン 透過率32% 偏光度99% SPX131 SPXナチュラルグレイ 透過率27% 偏光度99% SPX132 SPXハンターグリーン 透過率26% 偏光度99% SPX133 SPXウエアブラウン 透過率26% 偏光度99% PROTECT 強力な照り返しから目をしっかり保護 ハードな照り返しでも疲労感を抑えつつ集中できる ように、更に目が楽なようにチューニングしました。 SPX151 SPXディープグレイ88 透過率12% 偏光度99% SPX152 SPXディープグリーン88 透過率12% 偏光度99% SPX153 SPXディープブラウン88 透過率12% 偏光度99%   ミラーカラーバリエーション  シルバーミラー ブルーミラー ピンクミラー ゴールドミラー ※全て度付レンズ対応です。 ※ハードマルチ超撥水コートの場合の透過率です。 ※レンズカラーはイメージです。実際の色とは異なりますので、詳しくは店頭にてご確認ください。

上記のカラー設定はあくまでも目安です、その他にも薄いカラーを中心としたレンズ選択にしたり、
濃いカラーの設定にしたり、いろいろなレンズ選択がありますので楽しいですよね？
自分もいろいろな魚釣りしてきました、エギングしたり、キャスティングしたり、ジギングしたり、船でマダイ・メバル・イサキ・サバ・アジしたり・・・。
磯場で釣りしたり、クロダイ落とし込みしたり、鯉の釣堀したり、ハゼしたり、管釣やフライ・鮎や渓流・バス釣り・・・。
と、様々な釣りをやってきましたが、主にPolaWingSPXフェザーグレイ・アクティブオレンジ・シューターグリーンがほとんどで、
浅瀬水中の岩や倒木や目印・ウキ等,PolaWingSPXサイトコパー・アクティブオレンジや
ギンギラギンの晴天には,PolaWingSPXディープグレイ８8・ディープグリーン８8を使い分けています。

益々プレッシャーの高まる今後の釣りに「高精度の偏光グラス」は欠かせないアイテムになってくることは間違いないでしょう。


その延長線上に普通に運転（オンザロード・ドライブ）・自転車（オンザロード・サイクリング・ツーリング）
・野外公園（インザシティ・タウンユース）・野外プール（インザネイチャー・ウインター・マリンスポーツ・ゴルフ）
などで使用しているのが現状です。

その他に、景色を楽しむ為にも偏光サングラスは欠かせません。

ふっと見る風景も癒やされますが・・・
何気ない普段の運転にも偏光サングラスは心地よく快適です。

山の多い景色では、山の端がクッキリして綺麗に見えますし、
季節の変わり目、四季折々の景色を鮮明に楽しむ事が出来ます。

また海のギラツキを抑えた風景は、普段と違って良く見え落ち着くものです。


今までただ何となく反射がとれて見やすい、掛けるていると目が楽だから・・・
と思って偏光サングラスを掛けている方は、自分なりの効果について考えると、
その価値が上がると思いますよ。